外壁の塗り替えですが、最適な季節はいつですか?質問外壁の塗り替えですが、最適な季節はいつごろになりますでしょうか? ネットではよく春とかが塗装のシーズンと言われていますが、他ほかの時期に工事したとしたら塗装の持ちとかに影響とかあるのでしょうか。 専門家の方のご意見よろしくお願いします。 回答受付中 0 外壁塗装 hiro 4年 1 回答 802 PV
回答 ( 1 )
外壁塗装をする際、値段とともに気になるのが、「いつ塗装するか」だと思います。
一般的に春や秋が良いと言われますが、それぞれの季節毎にメリットとデメリットがあります。
【春】
長所:空気が乾燥していますから、塗料が乾きやすいのが最大のメリットです。
お客様にとっても、作業中窓を閉め切っても過ごしやすいという利点があります。
気温も高すぎず低すぎずで、職人にとっても快適に作業できる季節だと言えます
短所:4月、5月は天候が不安定ですから、雨天による作業期間の延長が考えられます。
【梅雨】
長所:真夏や寒冬に比べれば、職人にとって苦にならない時期です。
短所:雨のため工期が伸びる可能性があります。
また、湿気が多いため塗装に適さないとも言われます。
とは言え、梅雨の時期に塗装した物件の耐久性が、他所の時期に施工した物件に劣っていたという事例は聞いたことがありません。
塗料カタログには、湿度が高い場合の注意書きこそありますが、雨水が塗料に入らない限り、とくに問題はありません。
当然、下地が湿気たまま塗装するのは論外です。
【夏】
長所:気温が高く塗料の乾きが早いため、作業効率が上がります。
塗料の伸びが良くなるため、透けやかすれといった塗り残しが減ります。
誤って乾ききっていない箇所に重ね塗りしてしまうリスクも低くなります。
短所:お客様にとって、窓を閉め切った生活は苦痛です。
(作業時間外であれば窓は開けられますし、作業時間中であってもエアコンは使えます)
職人にとって、ハードな季節です。
【秋】
長所:空気が乾燥していますから、塗料が乾きやすい季節です。
お客様にとっても、作業中窓を閉め切ったままでも過ごしやすいという利点があります。
職人にとっても作業しやすい季節です。
短所:春に比べて天気の乱れが大きい。
台風シーズンともなると、作業の順延により工期が伸びることもあります。
【冬】
長所:空気が乾燥しているため、塗料の吸収がよくなります。
窓を閉め切っていても不都合がありません。
短所:屋根塗装がしづらい季節です。
屋根の内側は屋内の空気によって暖められますが、外側は外気に触れて冷たくなるため、結露が頻繁に発生します。
そのまま塗装をしてしまうと白っぽく曇った仕上がりになってしまうため、乾くまで待たなければなりません。したがって少々予定に遅れが出る可能性も考えられます。
日が落ちるのが早いため、作業時間が短くなります。とくに夏と比べると工期が長くなる傾向が見られます。